安全対策について
1. 管理体制
責任者:川島 健 (部長 同志社大学文学部教授)
現場管理責任者:千菊 輝 (監督)
村山 智紀 (コーチ)
再発防止委員会:秦 顕治 (琵風会 幹事長)
中村 幸太郎 (琵風会 学年幹事)
※講習, 訓練等に立ち会い、安全対策が適正に実施されているかを確認, 評価し、OB総会にて報告を行う。
安全管理アドバイザー:伊勢田 愛 (琵風会 JSPOコーチⅡ)
現場運営:小林 和夫 (主将)
杉本 環 (チーフマネージャー)
岡 杏納 (主務)
2. 水上における安全管理
<装備について>
出艇時は下記装備を必須とし、1点でも欠ける場合は海上練習を禁止とする。
・ライフジャケット(レベル50/ISO-12402-5)
・ハーネスパンツ
・レスキューシート 4mm×5m
・笛
・スマートフォン (防水ケース装着のものに限る)
・ビブス 回生ごとに色分けされたもの
<夏季 (4~11月)>
・帽子
・長袖のラッシュガード
・サングラス (任意)
<冬季 (12~3月)>
・気温及び風速に見合った防寒着
出艇前に正規練では主将、自主練では運営が服装の確認, 指導を行う。
過度な薄着や大きく破損したウェットスーツでの海上練習を禁止とする。
<気象条件>
正規練では、気象台に午前/午後にそれぞれの最大/最小風速, 風向予報, 注意報, 満潮/干潮時間(遠征時)の確認を行う。
また、内容をホワイトボードに掲示し全部員が容易に把握できる状態とする。
・風速15m以上での海上練習は禁止とする。(出艇場所にて風速系を用いて計測)
・20mm以上の大雨(Yahoo天気)での活動は禁止とする。
・雷を聞いて30分間は活動を禁止とする。
天候不良が予想される場合は、随時雷レーダー(Yahoo天気)を確認して練習を行う。
<帰着時間>
帰着時間を厳守すること。
週次で主将が帰着時間を日没前1時間と設定し出艇/帰着Lineにて公示する。
緊急時(レスキュー活動等)においては、30分のみ繰り下げを可能とする。
<自主練での安全管理>
・ショップ休業日の海上練習は禁止とする。
(ただし部船が帯同する場合はこの限りではない。
・必ず二人以上で活動する。
・出艇/帰着Lineにて申告を行う。
・2回生以下での出艇は原則禁止とする。
風向風速によっては、都度主将とショップに相談し可とする場合がある。
3. 事故報告
<報告の義務>
正規練習、自主練習ともに以下の場合は現場管理者への報告を必須とする。
①道具トラブルにより帆走不能となった場合
②他の部員, 部船, ショップにレスキューされた場合。
<報告方法と報告内容>
所定の用紙に詳細を記載し、下記事項に関して書面にて報告を行う。
①レスキュー方法、反省点、改善点
②事故による損害状況(身体, 破損程度, 使用年月, 金額)
<フィードバック>
現場管理者は、発生した報告を元に再発防止策を検討し、その対策及び発生状況をHPにて掲示する。
また、前期 (4/1-10/31) 後期 (11/1-3/31)ごとにまとめるものとする。
OB総会にて、OB会, 再発防止委員会, 現役部員に報告し、原因及び対策を検討する。
4. 講習及び訓練
<安全対策講習>
年1回部内安全講習会を現場管理者の責任のもと実施する。マネージャーを含め全部員を必須参加とする。
内容は以下の通り。
①⽔上活動における注意点、安全対策の説明(新⼊⽣対象)
②救助活動における要救助者、レスキューの要請を受けた者、レスキューする者のそれぞれの役割と⾏動の確認。
③シミュレーションを⾏い、判断、指⽰、⾏動をマネージャーも含めて共有する。
④低体温症に関する学習
⑤前年度の前期、 後期にフィードバックされた事故報告をもとに事例を参考に対策案を検討する。
<水上訓練>
①水上での解体練習
②部船を用いた海上レスキューシミュレーション訓練
<部外講習会>
・⼤学主催⽔上安全講習会 (夏実施)新入生は必須参加とする。
京田辺キャンパスのプールにて実施、着衣泳を行う。
落水を想定した体験、救助待機の実習。
水難事故を見つけた場合の対処法・溺れているの救助方法の体験訓練
・ショップ主催救助訓練
<報告>
現場運営管理は講習, ⽔上訓練の実施状況を前期/後期にまとめ、
現場管理者はその内容の妥当性を安全管理アドバイザーに共有し、 助⾔を求める。
ホームページにて本対策を随時更新(変更/追加)し共有する。
策定日 令和7年2月4日
(ご質問等ございましたら学生を通して現場管理責任者へご連絡ください)